「かけ流し」の必要性と効果をしつこく言い続けていますが、生徒自身が実感してくれることが一番です。
CD教材が新しくなった中1のMちゃん、英検も近いので、先週はしっかり「かけ流し」ができていたようです。
まず「読み」がいつもと違いました。リズム、イントネーション、発音までCDに近づいていました。「足し算訳」は、今までもよくできていましたが、それ以上にスピードがつきました。「暗記」もいつも以上に取れました。
「文法」は、宿題の直しがサクサクと進みました。本人自身が「なんでこんな間違いしちゃったんだろう。」と言ってしまうほど、問題を読むだけで、考えなくても直しができてしまいました。
驚くべきは「教科書の暗記」。今までもの凄く時間がかかり、苦しみながらの暗記しかできませんでしたが、今回は何度か繰り返し読んだだけで、暗記できちゃいました。これには本人もビックリ。「かけ流しって凄いね~。ただかけてただけなのに!なんでかけてるだけで、英語ができるようになるの~?」
「かけ流しだけじゃなく、かけ流しした教材を訳、暗記、単語テストまでやるからできるようになるんだよ~。」
とにかく楽に(楽してではなく!)英語力をつけるには、「かけ流し」「音読」「訳」「暗記」です!
Archive for 5月, 2011
本人もビックリ
火曜日, 5月 31st, 2011国語クラスでは、こんなことをやってます。
月曜日, 5月 23rd, 2011現在の小2国語クラスの例です。
(1)芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
原作を10等分し、その一つを音読します。その後、書写もします。
(2)漢文を白文で音読します。
(3)いろは、陰暦の月・日、十二支を読みます。
(4)昔話の「桃太郎」を(1)と同じように音読します。音読した後、すぐにその文章の中で使われている漢字の読み書きの穴埋めをします。2回読んだだけでも、80%くらいはできます。
(5)学校漢字を10個、読み書きを学びます。
宿題で書いてきます。
(6)標準問題集をやります。
漢字、ことば、読解の3分野をバランスよくやっていきます。
たった1時間の授業時間なので、あっという間に終わってしまいます。
大きな声で古典作品や漢文を音読し、真っ赤な顔で問題集に取り組む姿は、可愛い中にも頼もしさを感じます。
5月の本部研究会
火曜日, 5月 10th, 2011こんにちは、ウザワ石岡教室の西村直美です。
昨日、本部研究会に行ってきました。
宝島社から出た雑誌の反響から、通信を希望される方が大変多く、3,4ヶ月待ちの状態だそうです。わずか15分の電話指導とFaxでの文法指導でも、ものすごく英語力がつくと受講中の生徒さんに大人気だそうです。
さて今回も大変有意義な研究会でした。
以下にあげるものが、今回の収穫です。
(1)英語力をつける鍵は、「生徒が、どれだけ自力で暗記できるか」にかかっている。
自力暗記ができるためには、「かけ流し」が不可欠である。
(2)大学受験は、英語力と常識力、認識力の両方が必要。問題を読むスピードも大事。
(3)高校生以上は、S.E.の訳を宿題にする。
(4)小学生の発音を良くするには、「ゆっくり」と「ナチュラルスピード」の両方の読みをする。
(5)“Familiarity breeds contempt.”「親しさが軽蔑を生む」(大学受験英文法実践編の問題から)
教育において、生徒と必要以上に親しくなることは、良くない影響のほうが多い。
これらの学んできたものを、明日からの授業に役立てたいと思います。
違いがわかる中学生
月曜日, 5月 2nd, 2011こんにちは、ウザワ石岡教室の西村直美です。
私立中学に通う1年生のMちゃん。
こちらの教室以外にも5教科の学習塾に通っています。
「それは、大変だね~。その学習塾の英語の授業は、どういう感じなの?」
「え~、全然ダメ。ただ文法の説明を聞いて、問題を解くだけ。わかっても、わかってなくても、どんどん進んでいくから、学校よりひどいよ。」
もし、文法だけでもきちんと教えてくれる塾だったら、こちらでは、Little Womenのような、大きな英語の素になるものを入れる量を増やそうと思っていましたが、断念しました。
ウザワでは、文法は完全に個別に対応し、問題集も2~3冊使います。
なにより、「かけ流し」「CD教材の訳、暗記」によって、英語そのものの力がどんどん付いていくので、「文法」の理解も早く、深くなります。
Mちゃん曰く「ここの英語は面白いし、できるようになった!って自分でもわかるから、楽しい。小4のとき、ここを紹介してくれたKくんと友達になっててよかった。」
中学生としては、かなり難しい教材ばかりを使っていますが、それをやってる本人が、楽しいと思って通ってくれる。
こんなにありがたく、うれしいことはありません。