こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。
昨日の授業のことです。小2から入会の現中3生が、「The Story of English」の訳をしていました。2行ほど順調に訳が進み、続きになった途端トラブリました。
「The English spoken by their descendants became known as Yola―their word for ‘old’-and it survived until the mid-nineteenth century.」
この文章がトラブッたところです。
spokenという過去分詞の扱い方がわからず、何度言わせても「英語が~」と訳します。
初めは、その文章だけ3回音読するよう言いました。
ちょっとした「音切れ」なら、この方法でできるようになるからです。
昨日は、ちょっと重症だったらしく、これでは直りませんでした。
そこで、「10分間どこでもいいからCDを聞いてきて。」といいました。
不満そうな顔をしてCDを聞きに行き、席に戻ってきました。
私は、「はい、やってみて。」とだけ言いました。
すると、即座に「彼らの子孫によって話された英語は~。」と完璧な訳ができました!
「ね~、不思議だよね~。私はな~んにも教えてないよ。ただ、10分間CDを聞いてきただけで、正しく訳せるようになったね!だから、かけ流しが一番大事っていつも言ってるの。あなたの脳の中で何が起きてるかわからないけど、できるようになるんだから、信じるしかないよね!」
こういう体験を「かけ流し」ができていない生徒自身にしてもらうこと、これが何より大切なんだと思いました。
さらに進んで、自分自身で、今週はあまり「かけ流し」ができていないと思っている生徒が、自発的に授業の前にCDを聞くようにもっていきたいです。