Archive for 10月, 2014

やはり「音」がすべて!

水曜日, 10月 29th, 2014

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

昨日の授業のことです。小2から入会の現中3生が、「The Story of English」の訳をしていました。2行ほど順調に訳が進み、続きになった途端トラブリました。

「The English spoken by their descendants became known as Yola―their word for ‘old’-and it survived until the mid-nineteenth century.」

この文章がトラブッたところです。

spokenという過去分詞の扱い方がわからず、何度言わせても「英語が~」と訳します。

初めは、その文章だけ3回音読するよう言いました。

ちょっとした「音切れ」なら、この方法でできるようになるからです。

昨日は、ちょっと重症だったらしく、これでは直りませんでした。

そこで、「10分間どこでもいいからCDを聞いてきて。」といいました。

不満そうな顔をしてCDを聞きに行き、席に戻ってきました。

私は、「はい、やってみて。」とだけ言いました。

すると、即座に「彼らの子孫によって話された英語は~。」と完璧な訳ができました!

「ね~、不思議だよね~。私はな~んにも教えてないよ。ただ、10分間CDを聞いてきただけで、正しく訳せるようになったね!だから、かけ流しが一番大事っていつも言ってるの。あなたの脳の中で何が起きてるかわからないけど、できるようになるんだから、信じるしかないよね!」

こういう体験を「かけ流し」ができていない生徒自身にしてもらうこと、これが何より大切なんだと思いました。

さらに進んで、自分自身で、今週はあまり「かけ流し」ができていないと思っている生徒が、自発的に授業の前にCDを聞くようにもっていきたいです。

 

本部研究会

水曜日, 10月 22nd, 2014

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

20日(月)、本部研究会に出席しました。

今回も「かけ流し」の重要性について、が主なテーマでした。

その中で、鵜沢先生から次のような言葉が出ました。

「生徒に『かけ流し』をさせるように導くことが、いただいている月謝の80%を占める。」

「正しい『かけ流し』ができれば、生徒は大きく変わる。」

「『かけ流し』ができていない生徒への、効果的な働きかけをすることが重要。音が入るとそれまでできなかったことが、教わらなくてもできるようになるという経験をさせることが、最も効果的。」

「『かけ流し』ができていない生徒を見逃さない。例えば、『ウザワの英文法』を読んで理解できない生徒は、理解力がないのではなく、『かけ流し』ができていない。すぐにCDを聞かせるようにする。」

他に、大学受験生には、受験校の過去問のみをやらせるのではなく、同じパターンの他大学の過去問もやらせる。最終的には、英語力がものをいうので、「The Story of English」を毎日半ページ暗記するほうが、文法問題を解くより効果がある。この時期の大学受験生は、家にいる間は、ずっと「かけ流し」をすることは必須である。

早速、今日の授業に来ていた大学受験生に「The Story of English」を毎日暗記するよう提案しました。半信半疑でしたが、やってみるとのこと。私も最大限協力する約束をしました。センター試験まで、わずか2か月ちょっとです。やれることは、すべてやりましょう!

小学生用リスニング教材

木曜日, 10月 16th, 2014

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

発表会の後、新たな試みとして、小学生の高学年(「オズの魔法使い」を使用)クラスに、毎回、リスニングのテストを行っています。

使用している教材は、Z会が出している「速読速聴・英単語Basic 2400」です。

短い英語のみによる対話を聞き、聞き取った内容と問題シートの内容の真偽を答えたり、対話の内容についての英文で書かれた設問に英語で答えるという、かなり高度なテストです。

対話のスピードも、ほぼナチュラルスピードに近いので、とても速いです。

これまで2回実施しましたが、生徒たちの新たな能力を発見できました。

単語テストや、文法の問題が苦手な生徒が、この難しい問題で、100点満点中90点とったり、単語テストもそこそこでき、文法もかなりできるようになった生徒が、40点しかとれなかったりします。

前者の生徒が言うには、「ちゃんとはわからないけど、なんだかわかる。」

なんとウザワ的な発言でしょう!

この生徒は「かけ流し」が、うまくいっているんだと思います。

脳の中に、英語⇔日本語の回路ができつつあるな~とうれしくなりました。

 

 

 

祝ノーベル物理学賞受賞

木曜日, 10月 9th, 2014

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

今年のノーベル物理学賞は、3人の日本人の方が受賞されましたね!

その中のお一方’中村修二’さんに関しては、以前使用していた教材(NEWSWORTHY 2005)で、取り上げられていたので、「一斉暗記」用として使ったことがあります。そのせいか、他人事と思えないほど、嬉しかったです。(笑)

この教材は、英字新聞の記事を扱ったものです。(現在は高校生以上にNEWSMAKERSを使用中)新聞英語独特の表現法も学べ、日本語で書かれた新聞さえ読まない生徒たちには、世界情勢も学べる、一粒で二度おいしい教材です。

少し手直しすれば、一斉暗記用としてまだまだ使えそうなので、今週からしばらく使ってみたいと思います。

偏差値85.1!

水曜日, 10月 1st, 2014

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

先日、高1の生徒が、8月に受けた河合塾の全統高1模試の成績表を見せてくれました。

なんと、英語の偏差値が85.1でした!

まあ、この時期の高1に与えられる問題は、中学英語に毛が生えた程度でしょうから、こちらで使用している教材の質と量を考えれば、納得といえば納得です。それでも、帰国子女でもなく、小6からウザワを始めた生徒ということを考えれば、偏差値85.1というのは、やはりスゴイことです。

このまま、高3まで突っ走っていってほしいですが、そのためには、単語力と国語力を鍛えなおさなければならないでしょう。

母国語以上の第二外国語力をつけることは、不可能ですから、とにもかくにも国語力をつけなければなりません。

幸い、当教室には、国語のクラスもあります。先を見越して、英語と国語をダブルで受講していただけると、いいなあと思います。(笑)