Archive for 2月, 2015

バイリンガルになる方法

木曜日, 2月 26th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

今週は、保護者面談を行ったり、小学生発表会に向けての劇練習が始まったりと忙しく過ごしております。

そんな中、面白い本を見つけました。

「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方  子供たちが、バイリンガルになる過程をすべて観察した英語教師が勧める勉強法」  川合典子著 瀬谷出版刊

内容は、副題に書いてある通りです。

この本の中で、私が特に関心を持った点は、以下の3点です。

(1)日本語で英語を正確に理解することがバイリンガルの基礎を作る

(2)母国語の半分くらいの量の英語を「自分の耳で」聞かないと、小さい子でも、日本語と違うネイティヴと同じように発音することはできない

(3)自分の言いたいことをすらすらしゃべるようにするには、たくさん本を読むこと

当教室の生徒たちに当てはめて考えると(1)と(2)に関しては、今のウザワ式学習法の「足し算訳」と「かけ流し」で解決できそうです。(3)の部分が、足りない部分だと思うので、現在授業内でやったりやらなかったりになっている「10分間読書」を全員毎回やることにし、力のある生徒(英検2級以上取得)には、読書を宿題にするのもいいかもしれないと思いました。

英語を英語のまま学ぶことの無意味さ、今日本中を覆っている訳読式授業を貶める考え方がいかに間違っているか、使える英語を習得するには、かなりの努力と時間が必要なことなどが、わかりやすく書いてあります。

海外に行きさえすれば、誰でもバイリンガルになれると、安易に考えている日本中の人たちに、特に英語教育に携わっている文科省の関係者には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

 

 

 

祝・合格第5&6号 英検一次合格者追加

水曜日, 2月 18th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

合格おめでとう!

茨城キリスト教大学 文学部 現代英語学科 一名

常磐大学 国際学部 英米語学科 一名

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合格おめでとう!

英検3級(一次) 中2 一名

これで、今回受検した8名全員の合格が判明しました。

2級、準2級、3級に合格した生徒さんは、22日(日)に2次が行われます。21日(土)に最後の二次対策をやります。最後まで頑張りましょう。

祝!合格第4号&2014年度第3回英検結果速報

水曜日, 2月 11th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

大学受験生の合格第1号が出ました。

麗澤大学 外国語学部 国際交流・国際協力専攻 1名

おめでとうございます。第一志望校だったので、本当に良かったです。

受験までの数か月は、The Story of Englishを毎日暗記していたようですし、過去問もしっかりやりました。努力の賜物ですね。本当におめでとうございます!

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2014年度第3回英検に、当教室開校以来最多の8名の生徒が挑戦しました。

中学校で受検した1名の生徒の結果は、まだ教えてもらえていませんが、それ以外の7名は全員合格できました。

2級(1次)  中1 1名

準2級(1次) 小6 1名

4級     小6 1名

5級     小3 2名、小5 2名

2級に合格した中1の生徒は、過去問を何度やっても合格ラインを超えることができませんでした。受検まであと2週間となったとき、最後の手段として「騙されたと思って、 The Story of English を毎日一日中かけ流してみて。合格の可能性があるとしたら、この方法しかないから。」とアドヴァイスしました。

この生徒は、まだ中1なので、メインのCD教材は「足長おじさん」です。授業の中で、訳も暗記もしていない教材を、ただ家でかけ流しをしただけですが、翌週から過去問の合格ラインを超えるようになり、見事合格を勝ち取ることができました!

生徒たちには、何度も何度も「かけ流し」の効果を伝え続けていますが、私自身、今回のような結果が出るとは思ってもみませんでした。

2次対策は、かなり苦戦していますが、かけ流しは2次にも効果がありますから、最後の最後まであきらめず頑張りぬきましょう!!

 

新しいチャレンジ

水曜日, 2月 4th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

先週から、英検対策も終わり、通常の授業体制に戻ったので、「オズの魔法使い」を教材にしている小4~6年生に新たな挑戦をしてもらいました。

去年本部の授業見学をしたときから、いつか当教室でもやろう!と心に決めていたことです。

これまで生徒全員でやっていた「一斉訳」を、中高生と同じように、個別に自分の力でやるようにしました。配布用のシートには、ほんの少し単語の意味をつけています。生徒には「わからない単語があったら教えるから訊いてね。」と言いましたが、ほとんどの生徒は、自分の力だけでどんどん訳が進みます。

「オズ」もいよいよ最後のほうに差し掛かってきたので、マンネリ化してきた感があったのですが、自力訳をやらせてみると、どの生徒も目の色を変えて一所懸命取り組みます。

もちろん、その訳は、ほとんど直しが必要ないほど完璧でした!

これまで、淡々と「王女とカエル」「ジャックと豆の木」「ピノキオ」「チャーリーとチョコレート工場」を終え、発表会を経てきた生徒たちは、こんなにもすごい力を蓄えていたんですね!驚くばかりです!