Archive for 8月, 2015

CDのかけ流し

金曜日, 8月 28th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

どうにもこうにも、時間が無く、2日遅れの更新となってしまいました。でも、夏期講習も今月で終わりなので、次回からは、毎週水曜日に更新できるよう頑張ります!

さて今日も、しつこく「CDのかけ流し」についてです。

「CDのかけ流し」については、このブログで何度も何度も書いていますが、やはりウザワシステム英語教育の根幹ですので、これからも、しつこく書いていこうと思います。(笑)

基本的に、当教室の保護者の方にお伝えしている「CDのかけ流し」の仕方は、

一日一回テキストを見ずに淡々とかけ流す

です。

以前のブログでもご紹介しましたが、ある小学校で、給食の時間を利用して、CDのかけ流しをやりました。

一つのクラスは、生徒同士あるいは先生も一緒に、楽しくおしゃべりしながら給食をとり、その間にさりげなくCDをかけていました。

別のクラスでは、先生が「これからCDをかけるので、しっかり聞いてください。」と前置きをして、全員静かに聞きながら給食をとっていました。

結果は、楽しくおしゃべりしながら自然にかけ流しができていたクラスのほうが、英語がよくできるようになったそうです。

聞くことを強制されずに、ただ英語が流れているという状況だったので、非常にうまく無意識に音が入っていったのでしょう。

ご家庭でも、同じようにやっていただければ、効果的です。

ただし、注意点もあります。

(1)ストレスのかかる聞き方をすると効果が出ません。CDがかかっていることがうるさいと感じたり、家族からのプレッシャーを感じると、CDがかかっていることが意識されてしまいます。そうなると英語が無意識に入ることが阻まれるうえに、CDをかけるのが嫌になってしまいます。

(2)あまりにも熱心すぎると、続かないことが多いです。必ず毎日かけようとして義務化されすぎたり、長時間かけすぎたりすると、長く続く習慣になりにくく、先細りしてしまいます。

英語学習にかかる長い時間を考えますと、ストレスなく、長く続く習慣にすることが最も大切です。

 

 

 

お薦め絵本

木曜日, 8月 20th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

どうしても、一日遅れの更新になってしまいます。

今日は、久々に洋書絵本をご紹介します。

ノーベル平和賞最年少受賞者のマララ・ユスフザイさんと、同じパキスタン人の少年イクバル・マシーくんの実話が同時に読めるちょっと変わった絵本です。

マララさんの話は有名なので、ご存知の方も多いかと思いますが、イクバルくんの話は、児童労働についてのものです。わずかな借金のために4歳から、劣悪な環境下で奴隷のように働かされていた少年が、ある日そのような児童労働は違法であるという張り紙を見て、児童労働廃止運動を始めます。パキスタンじゅうの、自分と似たような境遇の子供たちに、違法性を説いて回り、アメリカでの講演までやってのけました。しかし、帰国後、彼の活動を快く思わない人間たちによって、12歳という若さで命を奪われてしまいました。

一冊の絵本のどちら側から読んでも、そのお話が終わった次のページでは、二人が出会っている絵が描かれています。この世では、かなえられなかった二人を出会わせてみたかったという、作者の思いが伝わってきます。

当教室の授業内で設けている「10分間読書」の時間に読んでくれた生徒もいます。

基本的な人権が守られない世界に生きている子供たち、勉強したくてもできない子供たちが、世界にはたくさんいるということを知り、この恵まれた日本で自分たちは何をなすべきか、考えるきっかけになってくれたらうれしいなと思います。

小学生文法指導のお助け教材

木曜日, 8月 13th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

夏期講習開催中のため、今回も1日遅れでの更新となりました。

当教室では、小5から本格的に英文法を学びます。

もちろん、小1から「American Start with English」という、ネイティヴの子供たちが使っている教材を使って文法を学んでいきますが、がっつり、いわゆる「英文法」として学ぶのは、小5からです。

「英文法第一部初級問題集」というテキストを使いますが、その指導をする際、大活躍するのが「文法の初めに覚えること」です。

これは、A5サイズの厚紙でできた、文字通り、文法を学び始めた生徒が覚えておくべきことを、Q&A形式でまとめたものです。

28項目ありますが、なかでもよく使うのは、6番、7番、18番、19番、20番、21番です。

こんな風に書いてあります。

6.母音とは何ですか。

6.ア、イ、(ウ)、エ、オ(a, e,i,o,u)

7.母音ではじまる語の場合aは何に変わりますか。

7.an

18.答えの文など二度目にそのことを言うとき男で単数なら・・・

18.he

19.     〃        〃    女で単数なら・・・

19.she

20.     〃        〃    物で 〃

20.it

21.複数なら男でも女でも物でも

21.they

どんな文法教材でも、間違えた時に、何度でも何度でも、この「文法の初めに覚えること」を見せ、読ませ、考えさせて直します。

それでも、何度も同じ間違いをするので、また何度も何度も上記の流れで直しをします。

数えきれないくらい直しをすると、「文法の初めに覚えること」を見る!と私が言っただけで、実際に見なくても直せたりします!

このようにして、何度も何度も、見て、読んで、直しをすることを繰り返して、中学生になった生徒たちは、中学入学後に、ものすごいスピードで文法が進み、怖いくらいです。

英語を習ったことがない中学生や、基礎力のない高校生(!)にも、この「文法の初めに覚えること」は、とても役に立っています。

 

 

ウザワの授業形態

水曜日, 8月 5th, 2015

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

当教室では、小学生は、1&2年、3&4年、5&6年と、学年ごとにクラス分けしています。

時々、「学年は違いますが、二人とも英語は初めてなので、兄弟姉妹で同じ時間帯の授業を受けることはできませんか?」あるいは「現在5年生ですが、英語は全く初めてなので、1&2年生のクラスから始めることはできませんか?」といったお問い合わせをいただくことがあります。

ウザワシステムの中心教材(CD教材)は、必ずその年齢のネイティヴの子供が興味を持つことができるものという原則に立っていますので、お断りしております。

7歳の日本人の子供は、7歳のアメリカ人の子供と、12歳の日本人の子供は、12歳のアメリカ人の子供と同じ社会認識のレベルに立っているはずです。当然、12歳の子供が興味を持つ対象は、7歳の子供とは異なっているでしょう。

そういう観点から、各学年ごとにレベルの異なるCD教材を選定して使っております。

現在、1&2年クラスでは「ジャックと豆の木」、3&4年生では「王子と乞食」または「オズの魔法使い」、5&6年生では「オズの魔法使い」または「若草物語」を使用しています。

3&4年生クラスと5&6年生クラスの教材が2種類になっているのは、入会期間の長さが違っているからです。

どの学年から始められても、きちんとした英語力がつくよう配慮していますので、心配ご無用です。