こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。
安心してください、元気ですよ。(笑)
2週続けて本部(@東京・幡ヶ谷)へ行くと、もろもろの事務作業が滞ってしまい、更新が遅れてしまいました。
9日(月)の研究会では、Little WomenとThe Story of Englishを、実際に「3R」で指導する際の注意点について詳しく教えていただきました。
どんな文章でも、とにかく英文を3回(またはそれ以上)読んで、生徒に意味を言わせ、文法事項の説明は、意味が言えた後にする。
私は、長く「足し算訳」で教えてきたので、どうしても、以前のクセが出てしまいます。
「足し算訳」の時は、あらかじめ文法事項を説明してから、訳させていましたので、ただ3回読むだけで意味を言わせるやり方に、大丈夫かなあという思いがよぎってしまいます。
先日、かなり厳しい中1に、関係代名詞thatを含む文章の意味を言わせていました。その生徒は、なまじthatの意味を知っているので「あれ、あの、、、」と言ってしまいます。何度も読みを繰り返しましたが、正しい意味が言えません。関係代名詞を教えたい誘惑に駆られましたが、ぐっと我慢してCDを10分間聞かせました。すると、私は何も教えていないのに、正しい意味が言えてしまいました!
正しい意味が言えて、シートに訳を書いた後、「ウザワの英文法」を見せて関係代名詞の説明をしました。自分の力で意味が言えたからか、文法の説明もしっかり聞いていたように思いました。
これまでの「足し算訳」では、与えられた知識を使って、機械的にやるだけで、誰でも正しく訳せました。しかし、そのころの生徒たちは、書かれた文章の意味・内容まで考えてはいなかったのではないかと思います。
「3R」で指導するようになって、小学生の教材シートから、前置詞の意味を書くことをやめています。生徒たちは、まるでずっと昔からそうやっているかのように、正しい意味を言ってくれます。
逆に、長く「足し算訳」でやってきたよくできる中高生のほうが、前置詞の意味を先に知りたがります。というより、その前置詞の意味が分からないから、正しく意味が言えないと思い込んでいる感じです。明らかに「木だけを見て森を見ていない」状態です。
ウザワシステムの根本原理は「全体から個へ」ですので、「3R」で鍛えられた生徒たちは、ますます理想的な英語力がつくのではないかと、期待しています。
そのためには、まず私自身が正しい「読み」ができなくてはなりません。頑張ります!!!