Archive for 6月, 2016

英語の磁場がある場所

木曜日, 6月 30th, 2016

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

能力はあるのに、宿題の出来がいまいちな生徒がいます。

やってくるだけいいのかもしれませんが、諦めが早いというか、もうちょっと考えたらできるんじゃない?という状態で提出します。

先日、授業の終わりに「君の頭なら、宿題、もうちょっとできると思うよ。なんだか、いつも中途半端だよね。」と言うと、次のように返されました。

「家でやってると、ちっともわからないんですよ。でも、ここ(教室)に来ると、なぜかわかるんです。」

そうなんです、この生徒、宿題の直しをするとき、ほとんど自力で直せるのです!

むむむ、これはもしかして、ついに我が教室にも『英語の磁場』ができたということでしょうか?

以前、本部の鵜沢先生が「ウザワ(本部教室)には、英語の磁場があるらしい。」とおっしゃっていました。

ほかの生徒が、CDを聞いたり、音読・暗記をする声、を無意識に耳にするうちに、頭がすっきり英語向きになるのでしょうか?

よくわかりませんが、なんだかうれしくなりました!

 

 

やっぱり「かけ流し」なんですよ!

木曜日, 6月 23rd, 2016

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

英語ができるようになりたければ「かけ流し」をやるべし!

今まで、しつこすぎるくらい何度も何度も書いてきましたが、結局これに尽きるのです。今日のブログは、長いです。でも大事なことだから、しょうがありません。覚悟して読んでください!(笑)

先週、学校行事で欠席が続き、2週間ぶりに授業に来た双子ちゃん。Little Womenの訳をやらせていましたが、どうにもこうにもできません。これは、もう無理と思い、CDをまるっと一枚聞いてもらい、再チャレンジしてもらいました。がしか~し、それでもできません。その文章の中には、関係代名詞の省略があったり、関係代名詞のthatがあったりしたせいか、ち~っとも正しく訳せないのです。普通、軽症の「かけ流し」不足の生徒(笑)は、CDを聞かせた段階で、こちらは何も教えなくても、生徒自身の英語回路で、どんな複雑な文章も正しい訳ができます!これは、学年に関係ありません。小学生低学年でもできるのです。

そこで、当該生徒たちを、とっちめてやりました。「全然かけ流ししてなかったでしょ!たいていの生徒は、ここでCDを何分か聞くと、できるようになるけど、聞いてきてもできないってことは、相当長い間かけ流ししてないよね!ウザワ入会の条件は、CDのかけ流しをやるってことだよね。CDかけ流しをやってくることが前提だから、通常考えられないくらい難しい教材ができるわけ!Little Womenは、きっと一流校の高校生でも、かけ流しなしで、ふつうのやり方でやれば、難しくて音を上げると思うよ。かけ流しができないのなら、よその塾で勉強したほうが実になるはずだから、よ~く考えて今後どうするか決めなさい。自分でスイッチを押して、自分でかけ流しやらなきゃ、そんなものだめなの。ここに来る途中の車の中で聞いてるからいいや、じゃないの!!」

さて、それから一週間経ち、先週土曜日(6月18日)に現れた双子ちゃん、いつものようにLittle Womenの訳から始めると、あ~ら、いい感じでサクサク進むではありませんか。「あれ?前回と別人だね。CDかけ流しやったんだね。」と言うと、黙って頷いていました。

今回訳をやった部分は、前回よりずっと複雑な長い文章ばかりだったんですけど、私は彼女らの訳を黙ってふんふんと聞いてるだけでよかったのです。あっという間に訳が終わり、暗記もいつもよりずっとたくさんできました!

小4からの入会だから、もうベテランの彼女たちにしてもこれですから、CDのかけ流しってほんとに難しいんですね。

さらに、もう一人、昨日「ハリー・ポッター」のクラスに来た小5の生徒にも同じ現象が起こりました。

先週の彼女は、「ハリー」の訳自体は、全員でやっているので、ばれなかったのですが、その後のリスニング問題やAmerican Start3のワークをやり始めると、異変が!

全然できません。その時は、代名詞の選択をする問題をやっていました。CDかけ流しができている生徒たちは、読んだだけで、正しいものを選べます。本来代名詞は、そういうものなんです。ですが、問題に取り組んでいる彼女の背後からは「苦しい~」という声なき声が聞こえてきます。

たまたま2,3日前、その生徒のお宅に、授業報告書を送り、その中でCDかけ流しの重要性を、せつせつと訴えておりました。

さて昨日現れたAちゃん、またまた大変身しておりました。もうすべての教材がスラッスラに、快調に進むのです。前回苦戦したワークの直しも鼻歌交じりのような感じでやれちゃいました!

私「CDかけ流しやれたんだね。」

Aちゃん「お母さんがうるさく言ってきたから、、、」

普通親に言われてやるとあまり効果ないはずなんですが、よほどCDの音が脳にうまく届いたのか、この日は、最初から最後まで、ほんとに楽しく授業ができました。

もちろん、その場にいたほかの生徒たちにも、件の中1双子ちゃんの実例も熱く語り、「とにかく英語ができるようになりたければ、CDのかけ流しをやってこ~い!!」と発破をかけたことは言うまでもありません。

学べるのは、言葉だけではありません。

木曜日, 6月 16th, 2016

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

先日「ハリー・ポッター」のクラス(小5&6年生対象)で、ハリーにあてた手紙を読むという場面をやりました。そこには次のように書かれています。

Harry stretched out his hand at last to take the yellowish envelope, addressed in emerald green to Mr. H. Potter, The Floor, Hut-on-the Rock, The Sea.

不定詞があろうと、分詞構文があろうと、いつものようにスルスルと訳をしていく生徒たちに、目を細めながら、訳が終わった時点で、日本でのハガキや手紙を書くときの宛名の書き方と、英語圏の人たちがやるやり方は、すべてが逆だということを説明しました。

生徒たちに身近な年賀状を例にとり、まず「形はどう?」と尋ねると「縦長!」

「宛名の最初に何を書く?」「○○県」

「じゃあ、その次は?」「○○市」

「その次は?」「地名」

「それから?」「番地」

「で、最後に?」「相手の名前」

「海外(西欧圏)の封筒ってどういう形か知ってる?」「横長!」

「ハリーの今やったとこでは、宛名の順番どうなってた?」「まず、名前。次に床で、岩の上の小屋で、最後が海!」

「そうだったよね~。日本では、大きなところから、順に範囲を狭めてきて、最後に個人にたどり着く形だけど、英語圏の人たちは、まず個人が来て、その周りをどんどん広げていくって考え方なんだね。こういう考え方が、基本的にあるって知って英語圏の人たちと付き合うのって、とっても大事なんだよ!」

外国語を学ぶということは、単にその言葉だけを学ぶのではなく、その背後にある思想、歴史まで吸収して初めて完成するのだと思います。

そして、それは逆に日本についても、深く考えるきっかけになるのではないでしょうか?

それにしても、トム・ソーヤーも、オズの魔法使いのドロシーも、ハリーも主人公はみんな両親がいなくて、伯父さん伯母さんに育てられてるという設定なのは、どうしてでしょう?どなたか、ご存知の方がいらっしゃったら、教えてください。

 

 

大学受験に強いウザワ英語

木曜日, 6月 9th, 2016

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

中高生は、各校とも中間テストが終了し、早くも期末の心配をする時期になりました。

まだ、全員の中間テストの結果は見ていませんが、とても心配していた中1も99点取ってくれて、ホッと胸をなでおろしています。そんな中、二人の高校生が、クラス1位を取ったそうです!

一人は、中高一貫校に外部生として高校受験して入った高1の生徒、もう一人は「グローバル・スタディーコース」という英語に力を入れているコースに所属する高2の生徒です。

都心部以外の地方で「英語塾」というと、高校受験のために通うイメージが強く、高校入学後も塾通いを続ける生徒さんは、そう多くないようです。

実は、ウザワの英語は、中学まででやめてしまうと、大変もったいないです。

高校入試は、所詮英検3級どまりのレベルです。そのレベルの英語力なら、いわゆる「学習塾」でも身につくでしょう。しかし、当教室の生徒は、早い子は小4で英検3級に、ほとんどの中3生は、さらに上の準2級に合格しています。中には、中1で英検2級に合格した生徒もいますので、授業内容が充実していなければ、そんな生徒さんはよそに行ってしまうでしょうね。

でも安心してください(ちょっと古いですね)、当教室では、生徒のレベルがどんなに高くなろうとも、そのレベルより上の指導ができます!実際、毎週水曜日の「大学受験・英検準1級受検コース」には、中2の生徒も参加しています。

大学受験では、英語ができるのとできないのとでは、受けられる大学のレベルが変わってきます。これが、今の大学受験の現実です。そしてこの流れは、加速はしても、変わることはないでしょう。

ウザワ英語で、自分の未来を切り開きましょう!私は、そのためなら骨身を惜しみませんよ!!