こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。
長らく放置していましたが、今月から毎週真面目に更新します。
GWも終わり、小・中・高とも、いよいよ本格的に学校が動き始めます。生徒さんの気持ち的には、むしろこれからが新学年スタートかもしれませんね。当教室も、パワー全開で授業しますよ~。
先週火曜日の授業でCD教材の指導をしていた時のことです。
大変よくできる生徒で、かけ流しもよくやっていましたが、その日に限って「読み」がどうにもいけません。多分、ウザワ式で指導していない方が聞いたら、「中1でこれだけ読めたら、素晴らしい!」と評価されるであろう「読み」でした。
ですが、その「読み」では、英文の意味が取れないと判断した私は、何度もその部分を聞いてくるように指示しました。
何度聞いても意味が取れるレヴェルの「読み」にはならなかったのですが、生徒本人が納得していなかったようなので、「無理だと思うけど、訳やってみようか。」と言って、やらせてみました。結果は、予想通りで、一行も意味が取れません。
そして、昨日、同じ部分を読ませてみると、先週とは全然違う大変よい「読み」でした。「こういう読みができるなら、大丈夫!さあ、やってみましょう。」と訳を始めると、
The months that followed were filled with excitement and activity for everyone but Jo.
という英文を生徒一人でしっかりと訳ができたのです!
私は何も教えていません。それなのに、生徒がよい「読み」ができれば、教わらなくても、正確に意味が取れるのです!さらにそのあとの暗記も大変よくできました。
本当に不思議です!
周りにいる生徒たちにも聞こえるように「不思議だと思わない?先週は、全然できなかったのに、今日は教わらなくても一人でできるんだよ!やっぱり音なのよね~。英語ができるようになるには、音しかないのよ!そのためには正しいかけ流しが不可欠なんだなあ。」と繰り返しつぶやきました。
もし私が、ウザワ式の英語習得法にめぐり合っていなかったら、こういう体験は永遠にできなかっただろうと思います。
これからも、このような体験を生徒自身にどんどんしてもらって、正しい「かけ流し」を自らやる生徒を増やしていきたいものです。