「かけ流し」の難しさ

こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。

ウザワ式で英語を学習するためには、「かけ流し」は必須です。
当校では、ご家庭で「かけ流し」をしていただくことが、入会の条件になっています。

指定のCDを、学年に応じて一定の時間、毎日「かけ流し」をしていただくだけのことですが、これがなかなか難しいようです。

先日の本部セミナーでも、鳥取の国立大学付属小学校にウザワシステムを導入していらっしゃる先生が、興味深いお話をされました。

その学校では、給食の時間を利用して「かけ流し」をしているそうです。
そして、その効果は、各担任の先生方が、どのように「かけ流し」をしているかで、生徒の授業での反応が全く違うそうです。

みんなでワイワイガヤガヤおしゃべりしながら、給食を食べている間に、さりげなく「かけ流し」をしているクラスの生徒たちの反応はとても良いとのこと。
反対に、担任の先生が「かけ流し」を始めるときに「これからかけ流しを始めます。黙ってしっかり聞きましょう。」と声掛けをするクラスの反応は、さっぱりよくないとのことでした。

「かけ流し」の目的は、脳の無意識の部分に英語の生の音を入れることですから、意識して聞いてしまうと、その目的が達成できません。

低学年の生徒さんは、ご家庭で上手に「かけ流し」をしていただいてもかまいませんが、ある程度の学年になると(自我が芽生えてくる頃でしょうか)、生徒自身が「かけ流し」をしなければ、逆効果になってしまいます。

毎日「かけ流し」をしているのに、その効果が出ていないかなと思っている生徒さんは、「かけ流し」をやる時間帯、環境をもう一度見直してみてください。

2 Responses to “「かけ流し」の難しさ”

  1. 田中俊彦 より:

    50歳過ぎて、**ラーニングのCDを通勤時間に来てましたけど、長つづきせずに断念しました。なんかいい方法ありますか?映画を字幕なしで見れるくらいになればいいのですが?
    偶然、直美ちゃんのうわさを聞いたもんで・・・

  2. admin より:

    コメントありがとうございます!
    お久しぶりです。
    「映画を字幕なしで見れる」とは、かな~りレベルが高いですよ。(笑)
    ウザワ式は「かけ流し」だけすれば、英語ができるようになるというものではありません。
    毎日「かけ流し」している教材を、和訳、暗記することで、英語力の基礎を作り、さらに文法教材をコツコツこなします。
    今回英検2級に合格した中3生は、「The Story of English」「Newsmakers」「ReadingII(これはウザワオリジナル教材です)」の3冊の和訳&暗記し、文法教材も4冊やってますよ!
    一番手っ取り早いのは、ウザワのネットワーク教室の通信講座を受けることでしょう。
    ウチでは、時間の関係でやっていませんので、本部HPからお調べください。
    そうそう、英語教育にかかわる人たちのアンケートで、**ラーニングは、使ってはいけない教材No.1でした。

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