こんにちは、ウザワ石岡教室代表の西村直美です。
夏期講習開催中のため、今回も1日遅れでの更新となりました。
当教室では、小5から本格的に英文法を学びます。
もちろん、小1から「American Start with English」という、ネイティヴの子供たちが使っている教材を使って文法を学んでいきますが、がっつり、いわゆる「英文法」として学ぶのは、小5からです。
「英文法第一部初級問題集」というテキストを使いますが、その指導をする際、大活躍するのが「文法の初めに覚えること」です。
これは、A5サイズの厚紙でできた、文字通り、文法を学び始めた生徒が覚えておくべきことを、Q&A形式でまとめたものです。
28項目ありますが、なかでもよく使うのは、6番、7番、18番、19番、20番、21番です。
こんな風に書いてあります。
6.母音とは何ですか。
6.ア、イ、(ウ)、エ、オ(a, e,i,o,u)
7.母音ではじまる語の場合aは何に変わりますか。
7.an
18.答えの文など二度目にそのことを言うとき男で単数なら・・・
18.he
19. 〃 〃 女で単数なら・・・
19.she
20. 〃 〃 物で 〃
20.it
21.複数なら男でも女でも物でも
21.they
どんな文法教材でも、間違えた時に、何度でも何度でも、この「文法の初めに覚えること」を見せ、読ませ、考えさせて直します。
それでも、何度も同じ間違いをするので、また何度も何度も上記の流れで直しをします。
数えきれないくらい直しをすると、「文法の初めに覚えること」を見る!と私が言っただけで、実際に見なくても直せたりします!
このようにして、何度も何度も、見て、読んで、直しをすることを繰り返して、中学生になった生徒たちは、中学入学後に、ものすごいスピードで文法が進み、怖いくらいです。
英語を習ったことがない中学生や、基礎力のない高校生(!)にも、この「文法の初めに覚えること」は、とても役に立っています。